| 英検準一級というのは、私にとっては、思い出深い資格です。
留学をしてもほとんどまともに英語を話せず、英語を使って職を得ようにも、どこも雇ってくれなかった、あの悔しい時代に、一筋の光明を与えてくれたのが、この準1級という資格だったからです。
私が本当に目指していたのは、もう一つ上の、1級でしたが、そのあまりの難しさに、まずは準1級から目指してみようと考えたのが、事の始まりでした。
「準一級くらいなら、なんとか、短期間のうちに合格することができるだろう」と最初はなめてかかりました。
しかし、それが大間違いであったことは、特集内でも詳しく書いたとおり、2回連続で不合格になったことで思い知らされることになりました。
それもそのはずです。
英検準1級というのは、英語を使った職に就く際に、それを取得しておくと、かなり有利になると言われるほど、エキスパート性の高い資格だったのです。
実際、準1級のテスト問題を見ても、その出題語彙の難解さには、目を見張るものがありますよね。
私も、2回続けて不合格になった時、その失敗原因は、このテストの語彙レベルのあまりの高さにあるのではないかと思い込んでいたくらいです。
■そんな私に転機が訪れました。
それは、旺文社が出版している英検の過去問題集の解答を見ていた時のことでした。
私は当時、リスニングに対して、救いようのない苦手意識を抱いていて、受けるテストは全てリスニングセクションでの得点は最初からあきらめていたところがあったのです。
もちろん、この準1級のテストでも、リスニングセクションは、はなからあきらめていたので、そのぶん、余計に、語彙問題が気になっていたところがありました。
そんな時、その解答を見ていて、リスニングの音声のトランスクリプトが掲載されていることに気づいたのです。
私は、リスニングでは、勘で当たるのを含めても、半分以下の得点しか取れていなかったので、そのトランスクリプトの内容もさぞかし難しい内容なのだろうと思い、それを実際に読んでみたのですね。
そしたら、驚くことに、その内容が他のセクションで出てくる英語に比べて、語彙も構文も信じられないくらいに簡単だったのです。
愕然としましたね。
「自分は、こんなに簡単な内容の英語も聞き取ることを放棄してしまっているのか・・」と思うと、ほとんど悔しくさえ思えてきました。
でも、実際のところ、読んでみればこれほど簡単な内容に思えた英語でも、リスニングセクションで、ネイティブの声で読まれると途端に"別物"のように難しくなってしまうのですね。
私は結局、この時は、いったいどうすればいいのか、取り立てて有効なリスニング上達法を見つけ出すことはできませんでした。
ただ、自分の中に、直感のようなもので、なんとなく、「リスニングセクションはほんのちょっとしたきっかけでハイスコアを取れるようになるかもしれない」とだけは感じていましたね。
そして、この直感は、その後、正しかったことが、自らの合格スコアを見た時に証明されたのです。
この英検準1級の合格戦略を考え、実行していく中で、私は、英語のリスニングへの正しい取り組み方というものに完全に目覚めることができました。
それまで、留学までしても、全くダメで、ほとんど、上達をあきらめてさえいたリスニングでしたのに、準1級合格後は、むしろ、自分にとっては最高の得意分野になってしまったのです。
実際、その後に受けた、TOEIC、英検1級、通訳試験など、全てのテストで、リスニングセクションは、常に、ハイスコアをマークし続けてきました。
しかも、日本国内で実施されている英語の資格テストのほとんどが、リスニングセクションで高得点をマークできる人にとって、非常に有利に作られているのですね。
しかも、リスニングセクションで問われる英語の質というのは、日常会話的な口語表現が多くなるために、必然的に、読解や語彙問題と比べると、グ〜ンと難易度が下がるのが普通なんですね。
このことを、世の中で、苦しい勉強を続けて、合格を勝ち取りたいと夢見る多くの悩める英語学習者の皆さんにお知らせしたいと思いました。
それが、本サイトでご紹介している、「英語筋力増!教材」を制作した理由でもあります。
あまりに多くの人達が、英語学習に対しては、真に有効な対策・戦略に巡り合うことができないために、「回り道」や「無駄な努力」をしすぎているのです。
このことは、これまでの9年間にわたるスクールでの英語指導経験を通じても、はっきりと体感してきました。
そして、その結果、これまた、本当に多くの人達が、資格取得そのものを、あきらめてしまっている現状があるのです。
これは、本当にもったいない、いや、嘆かわしい話です。
私がめぐり合い、実践し、成果を得、受講生の皆さんにご紹介し、さらに成果を得てきたメソッドを用いれば、英検準1級という資格は、決して、あきらめなくてはならないような難しいものではないからです。
一人でも多くの英語学習者が、自身で立てた目標を達成し、この英検準1級という資格を活かして、希望通りのキャリアへ進まれることを願って止みません。
これまで、決して短くはない時間、邁進されてきた努力と苦労を、絶対に無駄にせず、大きく結実させて頂きたいと思います。
そのためのお手伝いができれば、これに勝る喜びはないと思い、本教材を世に出すことにいたしました。
是非、一緒にがんばってまいりましょう!
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