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プロフィール:英検準1級何がなんでも合格・・「もうあとがなかった」編

◆英語を使った仕事に就きたい!でも英検準1級が最低採用基準だった!

まったく英語がうまくならなかった留学から帰ってきて、何社も面接を受けたけど、どこも雇ってくれませんでした。

狙いは、「業務で英語を使う」ところか、または、「海外勤務」がある職種。

でも、そんな職種は、もちろん、応募者に相当ハイレベルな英語力を求めてくるわけです。

アメリカ留学経験があるとはいえ、「屁のツッパリ」にもならないレベルの会話力しか身につけられなかった私の英語力で、彼らの基準に叶うわけがありませんでした。

そこで、私は、始めて、資格を取ってみようと考えました。

ジャパンタイムズという英字新聞は、月曜日に、英語力が要求される業種の「求人広告」が掲載されるのですが、それらを見ていると、「これは」と思う職は、英検かTOEICスコアをハイレベルで要求しているところが多かったからです。

当時の私は、まだ、TOEICには関心がなく、興味はすぐに英検に向かいました。

1級は英語資格全体の頂点に立つような最難関なので、まずは、準1級から目指してみようと思いました。

実際、当時は、準1級を取っておけば、結構、多くの「英語を使う職種」に採用してもらえる可能性がありましたからね。

それに、とにかく、当時の私は、すでに28歳になっていて、日本経済の景気自体も下降気味だったし、職を得るまでには、一刻の猶予も残されていないと感じていました。

英検準一級をできるだけ早いうちに取得して、その資格を武器に、なんとしてでも20代のうちに"理想的な仕事"を見つけなきゃ、と気持ちは焦る一方だったのですね。

そうこうしているうちに、あっという間に、6月下旬、第1回目の英検チャレンジの時がやってきてしまいました。

◆2回連続して不合格!しかもその間のスコアアップはわずかに"1点"とは!

はっきり言って、第1回目のチャレンジの時は、ほとんど、満足の行く勉強というものをしませんでした。

やったことといえば、過去問が収録されている実戦問題集を、適当に解いたくらいで、気持ちばかり焦っているうちに、あっという間に、試験当日を迎えてしまったのです。

こんな具合ですから、もちろん、出来もいいわけがありませんね。

苦手なリスニングと語彙問題で、壊滅状態になり、案の定、不合格でした。ただ、多少の望みをつないだのは、不合格Aだったことですね。

不合格Aというのは、「合格まであと一息」という評価ということになっていますので、この通知を受け取った時には、「よっしゃあ、次こそは合格だ!」と、むしろ、すごいポジティブな気持ちになったことを覚えています。

次のテストは、その年の秋、10月中旬でしたので、不合格通知を受け取ってから、約3ヵ月後には再受験することにしました。

自分では、不合格Aだったのだから、3ヶ月間、みっちり、対策を練ることさえできれば、次のテストで合格するのはそれほど難しい話ではないだろうと軽く考えていたのです。

このテストで合格すれば、その年の内に、準1級の資格を手にすることができるので、その資格を武器に、片っ端から、希望職種に応募できるだろうし、うまくすれば、年内に、仕事を決めて、翌年早々にも、仕事をスタートさせることができると思いました。

そのような希望を胸に、試験対策に取り組み始めたのです。

今度は、前回の受験の時とは比べ物にならないくらい、たくさんのテキスト・書籍にお金を費やしました。

自分には、「この程度の金額、合格後、職に就くことさえできれば、たいした事ないだろう」と、それこそ、惜しみなくお金をつぎ込んだのです。

勉強時間も、それなりに自分ではがんばって取るようにしました。特に語彙力が足りていないと思ったので、それこそ、単語は片っ端から覚えていくぞ!という意気込みで学習をスタートしました。

とにかく、自分が30歳になるまで残された時間は、残り、1年しかなかったのです。

なんとしてでも、自分が20代のうちに準1級に合格し、合格と同時に、希望職種に履歴書をどんどん送付して応募しよう。まさに、その思いだけで、毎日、眠い目をこすりながら、学習をこなしていったのですね。

ところが、自分の気合いとは裏腹に、単語はなかなか覚えられないんですね。

何冊も、語彙系の問題集や参考書を購入したのに、肝心の"脳みそ"のほうが、ついていってくれなかったのです。

実際、単語を1日50語覚えるぞ!

と張り切って、毎日の暗記に取り掛かったのですが、ある時は完全に覚えたつもりの50語が、一週間も経つ頃になると、その大半を忘れてしまうのには本当にがっかりでした。

こんな状態ではまずい、また、合格できない、と危機感ばかりが募っていきましたが、肝心の語彙増強は、全く効果が上がる気配も見せないまま、あっという間に3ヶ月が過ぎてしまいました。

そして、その結果はと言えば、再び、不合格Aに終わってしまったのです。しかも、前回の合計点より、わずかに1点上がっただけの得点だったのです。

一回目の時と違って、今回は、不合格Aの字を見ても、ほとんど、気分が盛り上がってきませんでした。

盛り上がるどころか、三ヶ月もがんばったのに、その結果が、わずか"1点"のスコア上昇にしかつながらないなんて。

このとき、さすがに、自分の中で、「あきらめたほうがいいんじゃないか?」という魔の手が忍び寄るのがわかりました。

この時、すでに29歳の誕生日を迎えて、2ヶ月以上が経過し、30歳の誕生日まで、9ヶ月足らずを残すのみでした。

この間、本当の本当にラストチャンスが、あと1回だけ、残っていました。

それが三ヵ月後の、翌年、1月に行われるテストでした。これに合格すれば、まだ、なんとか、20代のうちに、準1級の合格証書を手にすることが可能です。

そのため、あきらめるなら、このラストチャンスに賭けてからにするべきだ、と考え直すことができました。

◆3回目の正直でついに合格!背水の陣で臨んだ"気合の勝利"

それから後の取り組みは、すでに特集でお知らせした通りです。

初挑戦の時から、そこまで、半年間おこなってきたことからは、完全に視点を変えて、180度違う方法を試すことにしてみたのです。

気持ちは、完全に"背水の陣"そのもので、これが、正真正銘のラストチャンスだったので、それで、かえって、冷静に、合格戦略を練ることができたような気がします。

火事場の馬鹿力という言葉もありますしね。

いずれにしましても、この視点を変えた合格戦略とその取り組みが当たって、ついに私は、念願の合格を果たすことに成功したのです。

2月に1次試験の合格通知を受け取った段階で、私は、ジャパンタイムズの求人欄で目ぼしく思えた会社を5社選定して、履歴書を書いて応募してみました

すると、どうでしょう。

そのうちの2社から、即日で、「面接に来てほしい」という返答の電話を受け取ることができたのですね。

実は、それまで、英検にチャレンジしている間も、10社以上に応募していたのですが、どこからも反応がありませんでした。

まさに、"英検準1級効果"ですよね。

私は、そのうちの1社で職を得ることに成功し、この職場で、ついに念願の、「一日中英語の勉強をしながら給料をもらう」ような仕事を得ることを叶えました。

今から思うと、本当に、土壇場の土壇場で得た、"大どんでん返し"の結末だったように思います。

この英検で再度、落ちていたら、私は、きっと英語のキャリアを進むことをあきらめていたでしょうから、その後の人生は大きく違うものになっていたでしょうからね。

英検なんて、単なるテストにすぎないのですが、まさに「されど英検」という気がしますね。

これに合格するだけで、目の前のチャンスが一気に広がっていくのです。

私は、才能に乏しかったので、合格までに3回の受験を要してしまいましたが、それでも、然るべき取り組みをすれば、なんとかなるものなのです。

あなたにもきっとできるはずです。

是非、最後まであきらめずに、次回の受験で、合格をモノにしてください。

あなたの人生は、きっと、大きく変わってくるはずです!




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